演劇女子部『ファラオの墓』〜僕の推しメンはカメレオン〜




 

☆☆おつかれスネフェル〜☆☆
知っている人は知っているこの挨拶で始まりましたこのブログ←。今回はモーニング娘。+ハロプロ研修生+汐月しゅう・扇けいさんが出演している舞台を見てきました。(※舞台の感想ブログってありえないくらい苦手なので、観てくれている方がいるならテキトーに読んでいってください)

 

演劇女子部「ファラオの墓」

 

【あらすじ】
今から四千年ほど前、エジプトは戦乱の時代であった。
小国エステーリアは強大な隣国ウルジナの国王・スネフェルによって滅ぼされてしまう。

エステーリアの王子・サリオキスは「ファラオ(王)の墓」を作る奴隷となって身を隠し、
サリオキスの妹・王女ナイルキアは敵国ウルジナの神官の家で侍女となっていた。

そして、サリオキスはウルジナ城でアンケスエン妃と出会う。
二人は初対面で惹かれ合うが、彼女は宿敵スネフェルの婚約者だった。

一方スネフェルもナイルキアに出会い、互いの素性も知らぬまま恋に落ちてしまう。
やがてサリオキスはウルジナに迫害された多くの部族を結集し伝説の戦士「砂漠の鷹」となって、
スネフェルの城にむかって進撃を開始する。

 

開演前の高まり

セットも古代エジプトをイメージさせており、石壁にソレっぽい文字やら古代画が描かれていて世界観はバッチリだった。本来ならば【舞台の原作を読み→事前番組を見て→開演前にパンフレットを見る】というのがセオリーなのだろうが、何一つやりませんでした(照)

やっぱり変な先入観は入れたくないじゃないですか。それを徹底したかったので舞台が始まった瞬間からTwitterは断ち切り、亜佑美ちゃん以外のブログは読まず(これはわりといつも)に毎日を過ごしていました。そうすると気づくことがあるんですね、、やることすべての作業効率が500000000%アップするんですよ!←。いかにTwitterが癌なのかがわかりますよね(いやそれお前のサジ加減)

ネタバレは許さない主義のあゆみちゃんのおかげやで僕もネタバレをすることなく個人的舞台初日を迎えることができました( ・∀・ )

 

ストーリーを見ての雑感

幕が開けてプロジェクションマッピング的な演出から始まったこの舞台は今までで1番のゾクゾク感。今回は本気の本気で無情報で鑑賞したので、誰が主役なのかもわからずな状態だったのですが、サリオキスをどぅーが演じていたので、サリオキスが主役だと確信しました←

しょっぱなから剣を振るうアクションシーンがあり、序盤の勢いは今までの舞台にはなかったように思うので、すごく良く感じたり、個人的にはアドリブをガンガン入れることのできるような演出が好きではなく、それが今回は少なかったので好印象だったり、(コンサートでは好きなんだけど)、また人殺しシーンあんのかよ、、って思っても世界観が相まって違和感なく入ってきたし、

ラブロマンス加減、発狂シーン、アレンジシーン、殺戮シーン、幕の閉じ方(話の終わり方)、、いろんなもののバランスがすごく良くて、観やすかったし、感情移入がすごくしやすい舞台だったかなあという感じでした、はい。特に終幕の仕方というのは、あのまま変にズルズルと話を進めてもダレてしまうだろうから、あれで異界だったんじゃないかと思う。(原作見てないのでなんとも言えないんですけど)

おそらくだけど、この舞台…圧倒的にスネフェルが最強なんだと思う。舞台中ではスネフェルが自害する事になっていたけど、スネフェルが自害しないでそのまま話が進んでいたとしたら、サリオキスとスネフェルの戦いはスネフェルが勝利していたんじゃないかな。

お気に入りだったシーン

そこでまわんのかよ/マリタ

この舞台中、笑った場面3ヶ所あったのだが、その中の1ヶ所がここ。
ケス大臣に命令を下され、返事を返すため大臣の前に立つのかと思いきや、いきなり側転をしちゃってた(笑)マリタがどんなキャラなのかをインパクト付けたかったんだろう。

裏で重大な命令をされているのに側転をしたことで雰囲気が軽くポップになってしまったのが個人的にはアレだったけど、なんか「ここですんのかよw」選手権3位くらいで面白かったから逆に好きでした(笑)

愛を育む後ろで・・・/ネルラ

サリオキスとアンケスエンが再会し、なんかいい感じにイチャコラしているシーンで、後ろの階段に座り、2人を見つめ、ひとりで勝手にキュンキュンしているネルラがランクイン。ストーリー的に特別盛り上がるとかではないけれど、飯窪さんの真骨頂がでたといいますか。(後に書きます)

無言のチャチャ入れ(ではないんだけど)が、観ていてものすごく好きだった。あれは芸術の域に達してると思う。

本当に微笑んでます?/ナイルキア

ナイルキアに関してはココ!っていうシーンがあるというよりは全体を通して良い意味で突出した場面がなかったというか、全てにおいて世界観に馴染んでいた印象だったので、切り取るシーンはそんなにないのですが、「あ、そういえば好きだったかも」と感じたのは、ナイルキアが処刑されるときスネフェルに向かって微笑んだシーン。

普通なら客席に微笑みを見せる演出にすると思うのだけど、この舞台ではそれをしなかった。それがなんか個人的にミステリアスな感じで好きでした。この舞台の終わり方が「スネフェルが自害し、サリオキスがエジプトの王になった」とナレーションで済ませて終わっていて、それを考えたときに、あそこで微笑みを客席に見せてしまったら、おそらくだけどスネフェルは自害しなかったと思うの。変にやる気が起きてしまって…やる気と言うか、この若干曖昧な感じが客席をスネフェルの自害へと導くことに成功しているというか。

2回目の舞台を観たときに、こんなことをなんとなく感じて、自分の中で自己解決して浸っています←。

「よぉ…」/サライ(太陽の神殿編)

砂漠の鷹と、スネフェル率いるウルジナ国の戦にて、イザイが戦っているところにサライが割り込んでいくシーン。太陽の神殿編での小田ちゃん版のサライですね。もうココのこのセリフを言う小田ちゃんの言い回しが、内に秘めた恨みだったり、ウルジナを倒せる喜びで満ち溢れてる言い方で、まじでカッコよかった。

ココに関してはピンチになっているイザイをサライが助けに来たっていう演出で、石田サライは「イザイさん!いま来ましたよ」と、イザイを助けようとするオーラがバリバリ感じるのに、小田サライはそれが全く感じないんですよ。むしろ「オレひとりで倒したるわ」ぐらいの感じで、人間を殺すのに何の迷いもないような、そんな雰囲気しかなったのが、めちゃくちゃかっこよかった(それスネフェルじゃねえかw)

ほんと…それスネフェルじゃねえかwってツッコミ入れたくなるくらいの感じだけど、ココのシーンは小田サライに惚れてしまいました、はい。

役として、同期として/サリオキス・スネフェル(太陽の神殿編)

太陽の神殿編ラストのサリオキス(工藤)とスネフェル(石田)の戦闘。この舞台最高にボルテージと儚さの両方が一気に襲ってきた至高のシーン。これに関しては、僕の舞台の見方が完全にイケナイことからのセレクトです。

ナイルキアを殺され怒り狂っているサリオキスと、愛するナイルキアを自分の手で処刑し、酒でヘロヘロなスネフェルの命懸けの決闘シーンを繰り広げる2人はものすごく素晴らしかった。

ただこれを見たのが6/7の水曜日。水曜日は亜佑美ちゃんの東スポの連載がある日で、その連載にどぅーとの舞台でのお互いの関係を話してくれていて…「存在に感謝。信頼しているけど、私にもどんどん頼ってね」と書いてくれていたのを観た後の観覧だったもので、サリオキス×スネフェルとして観なければいけないのを、完全に石田亜佑美×工藤遥として観てしまったことに関しては本当に申し訳ない気持ちしかない。

失ったものへの怒るサリオキスと、酒を飲みヤケになるスネフェル…この真逆の世界観でぶつかる2人のオーラが殺伐としていて、完全に会場中を掌握し、目の前に広がる光景にただただトリハダが立つばかりでした。

それと同時に石田亜佑美と工藤遥が同期として「最高の舞台にしような」と言わんばかりの聞こえるはずもない声が聞こえてきたように感じた。どぅーが演技の世界に飛び出していくにあたって、亜佑美ちゃんがファラオの墓という舞台を通して、どぅーのことを叱咤激励していたようにも感じて激アツだった。「私を倒してから卒業しなよ」と。あの剣を交えた瞬間には、亜佑美ちゃんのメッセージが込められていたのかもしれない。

そんなことを思いながら観ていたら知らぬうちに涙が出てきていた。こんな感情になったのは応援して6年で初めてのことだったなぁ。。工藤遥最後の舞台でこの演出をしてくれて本当に感謝しかありません、ありがとうございました。

 

各メンバーの印象

もう本当に舞台の感想って苦手なので、各メンバーの印象を書くことに逃げます←。順番はテキトーです。

ナイルキア/野中美希

この舞台、アップフロントがちぇるを推していきたいというのが全面に伝わってきた舞台でもあった。ただ…「推していきたい」と言うのが納得できるようなクオリティに仕上げてきてくれていたちぇるはさすが。

こりゃまたかわいらしいピュアなナイルキアなんですねこれが。ピュアと言えばリアルにアニメから飛び出てきたような牧野真莉愛という子もいるけれど、ちぇるの加入して3年目にして未だに抜けない芋っぽさが相まったピュアさがナイルキアに合っていたんだろうな。個人的にはハープを弾く真莉愛も見てみたかった気もしないでもないけど、まあしゃーないですね。

最近ちぇるの歌に、前まですごく感じていた独特なグルーヴを感じなくなってきていたんだけど、それが舞台での歌唱とすごく合っていたように思う。すごく繊細なのに真っ直ぐで芯の女性:ナイルキアを感じることができていた。

おととしの「ノナo’u’o)<<フィラメントヴィータ!」って言っていた頃のちぇるの何倍も素敵になっていて素晴らしかったなあ…ハイスペックな野中美希を感じることができたのは何よりもの収穫。あと単純にかわいかった(照)

パピ/横山玲奈

横山ちゃんはわりと当て書きチックな感じだったのかな?普段なら真莉愛やらまーちゃんがあの役にいってもよさそうな気はしたけど、フレッシュさを活かせてて良かった( ・∀・ ) 舞台はもちろん初めてだろうし、今年で感覚つかんで来年に繋げて欲しいって感じだろうか。あと単純にかわいかった(照)

あと「かえれーーーーー!」って終盤からやり始めてたみたいだけど、初舞台にして爪痕残せたという意味ですごくよかったんじゃないかな?あらためて肝の座った子だなぁと感じた。こういうの観ると1度主役級の役をやってみてほしいと思うけど、あと2年後ですかね。

アリ/牧野真莉愛

真莉愛は…やっぱかわいかった(照)(もうやめろ)
今回は横山ちゃんと同じ立ち位置であるアリ。真莉愛と横山ちゃんとか、、一緒にいたらかわいいに決まってるじゃんね(笑) 去年の「続・11人いる」ではストーリーのキーマンであるチュチュを演じていて、あれは「当て書きではないのにすごくハマってたなあ」と感動していたんだけど、今回はちょい控えめ。

ストーリー的にしかたないと思うんだけど、今回は真莉愛を活かせる役はそんなにいなかったのかなあとか感じた。(言葉を発するときに若干たどたどしさがあるのも含めて)。横山ちゃんが小さくて、真莉愛がデカいから、このギャップが観ていて楽しくて本当に癒されるのがよかった( ・∀・ )

数年前のふくちゃんもそうだったけど、、こういう役で存在感出すのって本当に難しいと思う。ただ今回の真莉愛はオーラが普段と違うものを出せていたのが、ナメていたというわけではないけど個人的に意外で、思っている以上に勇ましさがあったというか。あとはやっぱ言葉の歯切れの良さが課題なのかな。舞台を見るにあたって「真莉愛がかわいかった」と言えないような、そんな役柄・芝居を見れる日を楽しみにしている。

ユタ/佐藤優樹

横山ちゃんがいることで、他のところにまわせることができるのがまーちゃん。ゆぅてまーちゃんも18歳になっちゃったし、コンサートでのあのミステリアス感を舞台で活かさないことは無いと思うので、そういう意味で横山ちゃんの存在は貴重だと個人的には思う。

そのベクトルの違う役にまわす+ヘルニア明けということなのか、今回は落ち着いた雰囲気のユタ。喉のこともあってなのか派手なセリフも動きもさほど激しくはない代わりに、ストーリーのナレーションを長々としたセリフとして話していた。このナレーションがすごく良くてですね、、ものすごく低い語彙力で説明すると「まーちゃんだからできたナレーション」ということ。これはこの言葉でしか説明出来ないんです本当に(笑)

ちょっと言葉にたどたどしさはあるものの、さっきも言ったコンサートでのミステリアスな雰囲気を極限まで抑え込んだ空気感というか。そのおかげで「こ、これから何が始まるんだ」的な感情にさせられる。

あとは歌。
他の場面でセーブできてる分、歌に専念できるからなのか、まーちゃんの声の圧がものすごかった(千穐楽では若干かすり気味になっていたものの、これは連日の公演のせいで主役級のメンバーはみんなかすれ気味だったからしょうがない)。最近コンサートではいろいろと悔しがることも多くなってきてるし、こういう役で歌うことで自分の歌に自信持って欲しいし、まーちゃん推しもまーちゃんの歌を聴きに行ってあげてほしい。

イザイ/加賀楓

加賀ちゃんがダブルキャストに入っていなくて本当に良かった。永遠に見ていたかった…そう思えるくらいにドハマりしていたように思う。サリオキス、スネフェルに続いたナイルキアと同等の準主役ポジだと思うんだけど、ドハマり具合が本当にヤバイ。

単純に男性チックっていうだけじゃなくてアクションひとつひとつに重厚感があり、前に紫吹淳の舞台を観たことがあったけど、その時に感じたものに似ていた。役に違いがあるから一概には言えないけど、この感じはどぅーには感じることの無かった部分。単純にソコの部分がハイセンスなんだと思う加賀ちゃん。

踊っている姿も若干ダルそうなんだけど重厚感のある迫力があって、ひとりだけ舞台の世界観以上の雰囲気を出してるように感じたし、立ち振る舞いが勇ましすぎて常に観ていたくなるような、そんなオーラを放っていた。セリフの抑揚とかは、まだあまい感じはあるにせよ、そこをとって余る存在感はすごい。(まあイザイに関してはこれくらいのほうがよかった気もするけど)、他のものを犠牲にしてでもイザイに加賀ちゃんを起用したくなる演出家の気持ちがわかる。…とか言って、役を決めてから演出つけていくだろうから違うんだろうけど(笑)

スネフェル以外では確実に1番観ていた気がする、いや〜来年も楽しみ。

アンケスエン/譜久村聖

基本的に「やらせてみたい」という概念が少ないのか、ふくちゃんはこういうお姫様が多くなっちゃう。で、今回もお姫様。ただやっぱふくちゃんのこういうお姫様役って観ていて本当に落ちつくし癒される。さっき言った真莉愛とか横山ちゃんとはまた少し違う、、アダルティーな安心感といいますか。(”安心感”という言葉が1番合ってるのかな)

鞘師のふくちゃんへの見方が「ああ〜こういう感じか〜」ってのが今やっとわかった気がする←

“続・11人いる” でのバセスカみたいのをやってみて欲しいと個人的には思うんだけど、演出家の身になって考えると、ふくちゃんはココに落ち着いちゃうのかなあ〜みたいな。ふくちゃんのあのオーラ自体がすでにブランド化されているように感じるし、どぅーを男役に半ば強制的に当てているのと同じように、ふくちゃんはここのポジションでもいい気もしてきた。まあそれだけだとさすがにダメだと思うから、ここらへんは真莉愛の覚醒具合なのかな。

またふくちゃんの歌もすごくよかった。ふくちゃんみたいな柔らかくて一見馬力が無さそうな声って沈みがちだけど、ふくちゃんは全くそんなことなくて、所謂“良い声”と呼ばれるような声質(ハローでいうと高木とか広瀬とかカナ。)じゃないのに、こんな太くて芯があって、更に繊細で…歌声なのはむちゃくちゃ素敵。

ふくちゃんの個別握手に行っている人に聞いた話によると、歌に関して相当努力をしているらしく、前の個別では「ビブラートが云々…」というレポが流れてきたのを見たけど、コンサートでの歌を聴いているとちゃんと横隔膜で震えさせれてる揺れ方してたように思うから、個別でボイトレしてるのかな?揺らし方もいろいろと出来るみたいだけど、あえてゆっくりにしているみたいで…いやぁ僕の好みなんですわ(笑)いや本当素晴らしくてかっこいいよ、ふくちゃんの歌は。

なので、1度でいいから役の出番の8割くらい歌の役とかやって欲しい気もしますね、はい。(ファラオ関係なくなったね←)

マリタ/生田衣梨奈

生田もすごくよかった。単純にめちゃくちゃ合ってたということもあるんだろうけど。ただもうちょい良い演出もあったんじゃないかとも感じた。1番最初の出演シーンの側転とかイマイチ意味がわかんなかったし(笑) ああいうの出すなら中途半端に出さずに、”ここぞ!”という場面で徹底的に当ててあげたほうが良かったんじゃないかと思う。

生田自身は去年よりも早口なのも改善されてたし、アクションひとつひとつに自分の魅せ方をわかっているかのようなものを感じたり…まあ簡単に言うととことんエロかったんだけど←。今の娘。にこういうエロさを持ったメンバーがいないから本当に良いポジションに居ると思う。

でも殺陣は普通の剣でやってほしかった感じはあるかな。カーヴィングナイフの二刀流で、他との差別化をしていたんだろう。アクション自体のバリエーション(演出じゃない部分)は1番あるように感じたからちょっと残念だったかなという感じ。

しかし歌の先生が言ってたけど、生田の歌がすこぶるよかった。あんな張りのある歌声聴いたことなかったから初めて聴いたときは「うそおおおおおお?????」でした(笑)

あとはセリフにもうちょい感情を乗せれるようになれば5倍はよく魅せれる気がする、あと…上半身をもう少し軟体化させることができたら最高かな。

ジク/尾形春水

アップフロントは、はーちんにチャンスを与えているかのように毎年何かしら良いポジションを与えているように思う。TRIANGLEではダイス(佐藤)の弟ジョンベル。続・11人いるではトマノ。今回はナイルキアがエステーリアに通じていることをスネフェル国王にチクる役。事務所的には大成してほしいという期待を込めてなのか、はたまた…なのか。。

なんだろ…もうちょい役を自身に浸透させれたらいいんだろうなあと。今はまだ個人的に中身が無いように見えてしまっていて、去年生田にも同じようなことを感じていたけど、生田は今年改善されていたように思うから来年がまた楽しみですね。今回は短いけれどソロで歌もあったし、何か掴んでくれてたらいいな。

ただ…こういう子も必要なんだよね~。

ネルラ/飯窪春菜

いや〜今回も飯窪ちゃん良かったですね〜ホント。
僕、”ごがくゆう”のころから飯窪さんの芝居がすごく好きで。もう5万回くらい口にしているんだけど「なんか置いておきたい人」。これ言い切っちゃうのもアレだけど本当「名脇役」という肩書きが似合うなぁと思う。僕がキャスティングできる立場なら、真っ先に「とりあえず飯窪春菜って子、呼んどいて」と言っていると思う。

今回の舞台で言えば、サリオキスとアンケスエンが2人で再開した後ろで、2人を眺めているシーンがあるのだけれど、そこのネルラが極上に良い。シリアスなシーンなんだけど、シリアスになりすぎない、良い塩梅にしてくれている。メインとメインが絡んでいるところに入り、コッテリになりすぎないようなする潤滑油みたいな。(潤滑油って油だからコッテリするやんってツッコミは受け付けません)

ビジュアルはすごいかわいいのに、良い意味でオーラを消せている感じ…そして大袈裟すぎずにメリハリのある芝居。いや~いいよね飯窪ちゃん。

ルー/羽賀朱音

あかねちん、、やっぱめっちゃかわいいよ(照)
何年か前に “演劇部うんぬん” って話していたけど、最近は話さなくなったので若干寂しく思っていたんですが(笑)、話さなくなっても所謂“芝居感良い”という感じの雰囲気が出ているように思う。ただ、声質のせいなのか滑舌のせいなのかイマイチ伝わりづらい瞬間があるのが個人的には残念に感じることもあった。声質はどうしようもないので、もうちょい歯切れの良いセリフ回しができるようになれれば、もっと素敵になれるんじゃないかと思う。

声がすごい密度が濃くてドッシリした感じだから、将来男性役とかもできる気がする。加賀ちゃんいるから、第一候補ではないにせよ、良い感じになると思うんだけどなぁ。

今回はスネフェルの側近役ということで、妙におちゃらけたルー。スネフェルのキャラとのギャップを出したかったんだろうけど個人的にはスネフェル同様に厳格なキャラ設定にしても良かったんじゃないかなぁと感じた。もしくはキャラは厳格にし、話すことセリフをコミカルにしてそこのギャップを出したら面白かったんじゃないかなーみたいな。わかりやすく言うとGACKTみたいな感じ(笑)

いろいろ言ってるけど、やっぱあかねちんかわいいんだわこれが(照)

サライ/石田亜佑美・小田さくら

奴隷頭イザイの一番弟子ポジションであるサライ。
小田サライ…小田ちゃんは基本なにやってもかわいくなっちゃうっていうのが僕の先入観にあるのか、今回のサリオキスもサライも第一印象が「かわいい」でした←。典型的なハロー体型というか(ナイスバディーだけどw)早い話ちんちくりんっていう(笑)そんな感じだからフォルムがかわいくみえちゃうんですよね僕には(笑)

小田サライは、もうトコトンかわいかった(6億回目)。石田サライに比べて舎弟感はないんだけど、声質のせいなのかセリフ回しに存在感があって、イザイのポジションをいつか刈り獲ってやる!みたいな根っこの黒い部分を感じたのが個人的にはすごく良くて、舞台化されてない部分で内乱とか起こしてそうでした(笑)“サライ”という1人の主人公が成り立っているように感じたので、そういう意味ではサライのスピンオフ作品を作ってほしかったです(笑)

打って変わって、石田サライはイザイさんと良い感じのニコイチ(2人で1つ)になれていたように思う。いつもチャラチャラしながら常にイザイのまわりにて、イザイのために必死に戦うけど、大事なところではすぐに死んでしまう…みたいな。(ドラゴンボールのヤムチャ的な←)(笑)

先程書いたサライの「よぉ…」の登場シーン。ここに関しては小田ちゃんのが僕の中でドンピシャすぎたということもあり、石田サライはなんか弱い感じがしてしまった。でも世界観的にはそっちの方で合ってる気がするんだけど。砂漠の月編の砂漠の鷹は「イザイ一強」。太陽の神殿編の砂漠の鷹は「イザイ・サライの二強」ってイメージでした。

大千穐楽の砂漠の月編では、石田サライとゼロズレポジになってしまってドギマギしながら舞台を観ていたんですけど…石田サライのダンスシーンは最高of最高そして最高でした。1番よかったのは拳の突き上げ方。ダンス関係ないかもしれないけど、この拳に熱すぎる魂がこもっていたんですよ本当に。突き上げた瞬間のインパクトでパンチ力800Kgくらいはありそうな、そんな感じ。

あの瞬間のサライは完全にスネフェルよりも強かったと思う(笑)

サリオキス/工藤遥・小田さくら

初見で観て思ったのが工藤サリオキスは正義感の強い王子、小田サリオキスは幼いながらも使命感に溢れたプライドの高い王子…というよりも国王に見えた。(サリオキスでも小田ちゃんはかわいかった(笑))サリオキスの設定年齢が15歳らしく、小田サリオキスが王子じゃなくて国王っぽいという考察も含めて、あながちイメージ的には間違いじゃなかったのかな。

小田サリオキスは最初から最後までオーラ全開ったのに対して、工藤サリオキスは王子としてのオーラが途切れそうな瞬間もあったりして、特に、砂漠の鷹になる瞬間のイザイが伝説の剣をサリオキスに差し出すまでの戦意喪失していたシーンなんかは、すごくよかったように思う。太陽編と月編で同じストーリーだけど、あのオーラに強弱を付けれるっていうのは、ステージングに抑揚を感じることができるからよかったように思う。

小田ちゃんってやっぱ存在感があるんだね基本的に。
サリオキスよりもスネフェルをやってほしかった気もするなあ。

歌に関して思ったのが、小田ちゃんは今さら言うこともないんだけど、どぅーのファルセットがものすごく自然になっててびっくりした。TRIANGLEのときは、苦しそうに出していたのを、今回は役のニュアンスそのままに綺麗な歌声を響かせていたように思う。

歌声の「低い」のと「太い」のじゃ厳密には違うんだろうけど(いや全然違うんだけどw)、小田ちゃんは自分で低音が苦手と言っておきながら、意外とちゃんと出してくる感じが卑怯ですよね←。舞台になるとポップスよりも声の太さって大事になってくると思うんだけど、小田ちゃんはその「太さ」にすごく芯が通ってて素敵だった。そこにもう少し「低さ」が加わってくると…嫌でも演劇女子部の男役は避けれないものになりそう(笑)

ナイルキアとのハモリも、声質的にはそんなに相性が良くない感じがしたけど、2人で綺麗に奏でていてよかった~。

スネフェル/石田亜佑美・工藤遥

今年で演劇女子部ラストのどぅーは、あゆみちゃんと同じスネフェル。同じ役なのにここまで雰囲気の違う人間になってしまうのかと、この“スネフェル”に教えてもらった気がする。

まず、工藤スネフェルは精神的に若いのかな?というイメージ。王位継承にて若くして国王になってしまったかのような。石田スネフェルには絶対的な権力から得られている“余裕”を常に感じられたのに対し、工藤スネフェルは若さゆえの落ち着きがなく、「自分には権力があるんだ」と常に自分に言い聞かせている感じ。

それが顕著に感じたのが、ケス大臣がナイルキア処刑(処刑されることをスネフェルは知らない)のために広場で腹を立てながら椅子に座っていたシーン。このときの2人の芝居が全然違っていて、石田スネフェルは足をドッカと開いて微動だにせず、工藤スネフェルはひたすら貧乏ゆすりをしていた。

こういう細かいところというのは演出家が芝居を統一するもんじゃないんですね。統一したら面白みが全く無くなってしまうのはわかるけど、こうすることによって演出家が思い描いているニュアンスと違うものが客席に伝わってしまったらどうするんだろうとか、変なことを思っていました(笑)

演出の違いで言うと、ラストのサリオキスとの戦闘シーンでは石田スネフェルが、さっきまで酒を飲んでいたのを表現して若干酔拳チックなアクションをし、相手を小馬鹿にしたようなアクションをしており、尚且つ、その殺陣+酔という変則的な動きを、ものすごい厚底ブーツでこなしていたのは、そういう細かい演出まで意識しているのは「さすが」の一言だったように思う。

最強スネフェル

個人的に素人ながらストーリーの世界観を感じて思ったのは、最初にも書いたけど「スネフェルは絶対的で最強な存在であってほしい」ということ。それを思うと、亜佑美ちゃんのスネフェルが本当にドンピシャすぎていた。本当に言葉で表すのがもったいなくなるくらい本当に素晴らしかった。

今回は亜佑美ちゃんが「やりたい!」と言っていた悪役。しかも国王で超絶メガトン級のメイン。おそらくだけど亜佑美ちゃんの中で勝手にハードルが上がってしまっていたとも思うんだけど、それが逆に良かったのかな…と思わせる憑依っぷり。

国王の雰囲気としてはファルス(LILIUM)の孤独さとバセスカ(続・11人いる)の強さに冷徹さをプラスさせたような、そんな役回り。

ひたすら厳しい父親に、自分の子供に全く興味のない母親…そんな親のもとで育った幼少時代。その両親も小さい頃になくし孤独に生きてきたスネフェル国王。幼少期に親にされたことは自分が大人になったとき他人に同じような振る舞いをしてしまうというのは、よく言われることだけど、このスネフェルはそれが見事に体現されていたように思う。人間を愛することを知らず、誰よりも何よりも冷徹。

顔は常に余裕があり、目を見開き邪悪なオーラを纏いながら、奴隷たちを見下して笑い狂う…その一方でナイルキアに恋をした瞬間は不器用ながらも優しく振る舞う。(このギャップがものすごいと見せかけて、完全に優しくなりきれてない感じが尊い)

これを演じていたときの亜佑美ちゃんの、どこにも”石田亜佑美”は存在していなく、一国の邪悪な国王スネフェルで、憑依とかそんなレベルなんかじゃなく、今までの何の役よりも怖いくらいに”石田亜佑美”が役に侵略されていた。

舞台前に話してくれていた通り、低い声で芝居をし、腹の底からウネりでてきているような存在感のある太く艶のある歌声は、終始崩れることなく会場中に響き渡っていてトリハダしか出てこなくて、普段の立ち振舞いの圧倒的なオーラ、目線の配り方にも女々しさなんか全く無かった。

舞台中に、少しでもそういう場面があると、アイドル舞台として可愛げがあってほっこりしたり、いいなぁ〜と、多少思ったりできるのだけど(笑)、そんな瞬間は1秒も無く、極悪非道で厳酷な姿で立派に生きていました。

推しの芝居はカメレオン

今回お亜佑美ちゃんは僕の思っていた10倍も先を進んでいた気がした。スネフェルのドンピシャ具合だけじゃなく、サライも演じたことによって、表現者:石田亜佑美の無限な振り幅を体験した人も多いのではないだろうか。

ごがくゆうでの看板娘クリア、LILIUMでのひたすら破天荒で荒削りなチェリー、TRIANGLEでの華麗で純粋なサクラ姫、ファラオの墓での絶対的国王スネフェルにチャラ舎弟のサライという振り幅のある様々な役を演じてきたことを、ふと思い出したときに、ステーシーズを見ていたときには、亜佑美ちゃんがこんな風になるなんて思っていなかったから完全にドキがムネムネ状態。

普段の感じからみて、結構荒い感じの役が似合うのかと思いきや、TRIANGLEでサクラ姫という繊細な感情の役を自分の役として成立させてしまったのを見ると…なんかこう本格的に認めざるを得ないと言いますか。誇らしいことなんだけども、それもそれで複雑←

推し目線で言うと、国王の威厳を示すため身長を大きく見せる必要があったのか、ものすごい厚底のブーツを履いていたのが心配でしょうがなかった(笑) ただそれであの剣を交えるシーンをこなすのは相当なバランス感覚がないとできないことだと思うので、もしかしたら演出家が亜佑美ちゃんだけに指示したことかもしれないけど…ここは亜佑美ちゃんのニュアンスだったということにしておきます(笑)

 

締め方がわかりませんが最後に。

書き方がわからないとか言いながら、約13000文字も書いてしまいましたが(笑)、今回の舞台はわかりやすくて、無駄に旧エジプト文明とかの番組とかが好きでよく見たりしていたので、世界観もドンピシャで好きだったりしたのですごい楽しめた。

LILIUMみたいに舞台後バカみたいに裏設定が明るみになったりしなかったり、演出家が前に出ない感じも好きだし(笑)(あの演出家は嫌い←)、こういうわかりやすいストーリーのほうが演者の力量が顕著に出てくる気がするから、すごく好感が持てるんですよね。

そして今回で演劇女子部がラストだった工藤遥ちゃん。どぅーのレベルでも外の世界でやってくのは難しいんだろうと、個人的に工藤スネフェルを見て思ってしまったので、本気で頑張って欲しいし、本気で応援していきたい。

 

今回のちぇるの覚醒感、加賀ちゃんの演劇女子部的な将来感、真莉愛の踏ん張り具合が楽しみになった今年の舞台でした。亜佑美ちゃんは…満足…もしくは遥か上のものを魅せてくれると確信したので完全受け身体制でいきたいと思います(?)

今年も素敵な舞台をありがとうございました。

 

 

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